背中の違和感が続いていて治らない場合、慢性膵炎という病気の可能性があります。
慢性膵炎は長期間にわたって膵臓の炎症が持続する病気で、腹痛や背中の痛み、身体のだるさなどが現れます。
慢性膵炎は進行性の病気のため、適切な治療を受けない限り治ることは無く、膵臓の働きが弱くなることで糖尿病を発症することがあります。
背中やお腹の痛みは個人差があり、初期から痛みを全く感じない人や違和感を感じるのみのため、糖尿病を発症した際に初めて慢性膵炎と気付くケースも見られます。
同じく急性膵炎の場合は、背中や腹部に激しい痛みを生じるため気付きやすいですが、慢性膵炎はいつの間にか進行してしまうことも多いため、少しでも背中に違和感を感じたら、早めに病院に受診しましょう。