乳酸菌には、お腹の働きを正常化させる働きがあります。
腸の中で乳酸を作り出し腸に刺激を加え、ぜん動運動を促進させるだけではなく腸に水分を引き込んで排泄物の硬さをコントロールするからです。
近頃では、腸の働きを整える以外の乳酸菌が持つ効果が注目を集めています。
中でも内臓脂肪を減らす効果に、高い関心が寄せられている訳です。
乳酸菌の中でもガセリ菌SP株と呼ばれるものは、血液の中に含まれるコレステロールを減らし皮下脂肪を減らす効果を得ることが期待出来ます。
他にもビフィズス菌BB536株という種類の乳酸菌は食中毒に対する効果を得ることが期待可能です。
ビフィズス菌BB536株は酸に対して強く、腸に生きたまま到達し腸の中で作り出す殺菌力が高い酢酸などの働きによって、腸管出血性大腸菌のO157に感染するのを防ぐ効果があるとされています。