どこを検査してもまったく異常が見つからないのに慢性的に痛みがあるという人は多く、原因が特定できないものの痛みはあるとして慢性痛の診断が下ります。
顔の痛みに原因が見つからない場合は非定型顔面痛となり、歯や舌などに痛みを感じるのが特徴です。
歯に痛みが出た場合には歯科医院を、舌であれば耳鼻咽喉科を受診しますが、どちらにも異常がないために必要のない治療を受けることもしばしばです。
歯に至っては健全であるにもかかわらず抜歯されてしまうケースが少なくありません。
腕のいい歯科医師や耳鼻咽喉科を受診したなら、原因不明の非定型顔面痛と推測することでしょう。
ストレスが大きいため、投薬や心理療法、さらには理学療法や神経ブロック療法などを行いながら、ストレスを適度に発散することが上手に付き合っていくための大事な秘訣です。